日記供養はじめました

捨てられない日記をひもといて、自分の過去を落としてゆきます

直せない?直さない?

2008.12.03(水)

遅番。SNさんがスライサーで手まです(擦)ってしまったということで、

大変そうだった。でも、明日の仕込みのほうはやれそうだ。

夜はちゃんこ鍋だったんだけど、余裕か(咬)ましてたら

焼き豆腐とソーセージを入れるのに気付いてなくて大あわ(慌)て。

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でも、お鍋を出しちゃったら、ずいぶん(随分)ゆっくり片付けできたと思ってたけど、

帰りは切羽(せっぱ)つ(詰)まっちゃった。

鍋と(カセット)コンロ片付けるのは時間がかかる。しかし不思議と疲労感はなかった。

昼ごはんを食べたあとは、なんか1人になりたくて、

階段の所で気持ちを落ち着けてたんだけど。THさんと会わない日は平和だ・・・。

 

1人になれるような階段なんてあった?外階段?精神的疲労が濃くなってきてる。

 

 

2008.12.04(木)

早番。SNさんの手のケガ(怪我)があるので、(自分が)仕込み中心で。

味付け系というか、朝食も昼食も、全部作ってもらえて助かった。

ミートソースはそんなに好きじゃないが、めん(麺)もちゃんとほぐれておいしかった。

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14時からの(調理)会議、(14時)半にはTHさんがクリスマス委員会に行ってくれて

ホッとしたが、「勤務表の早番・遅番の回数を均等にしてくれ」と言う機会は

失われた。(あるいは)言うなという神のお告げ?

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せっかく(折角、THさんが)いないから、15時で終わらせてくれ!と思ったけど、

ダラダラやっているので気が気でなかった。

どっか(お店に)寄って、あんこのものとか食べたいなぁと思ったけど、明日にするべ。

 

いずれ言っちゃうんだけどね・・・。そして、また一波乱(ひとはらん)。

 

 

2008.12.05(金)

早番2日目。午後から雨ということだったので歩いて行ったら、風はすご(凄)かった

が、(雨はそうでもなかったので自転車に)乗って行けばよかった感じだった。

図書館に寄って、大森(駅)まで行ったら(雨に)降られないかドキドキしたけど、

(イトー)ヨーカドーと西友に行っても間に合った。

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15時半頃すごい雨風(あめかぜ)で見入(みい)ってしまった。早番でよかったねぇ。

まいたけ(舞茸)ほぐしたら怒られた。

石づ(突)きだけ取ってザル(笊)に放っちゃえばよかったみたい。

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そういえば朝、SRちゃんから食事の時に「背中が曲がってる」と言われた。

逆ギレ?したわけじゃないけど、こっち見て食べられるのイヤ。

焦ってる時に話しかけられると余裕ない。「ちゃんとテーブルで食べなさい」と

言ったら、KBさん(指導員)がテーブルふ(拭)くのイヤだから?

カウンターで食べるように言ったんだと・・・。(そんなこと)言わないでくれ。

ヨウゴ(養護)の人よ・・テーブルに座って、電気つけて食べるように指導して・・・。

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さつま芋で(?)怒られ、MCくんのことをしつこ(執拗)く聞かないことで怒られ、

プリン出して怒られ・・・。

13時まででよかった。HRさんに点検表のプリントをお願いした。

ご迷惑かけてすみません。ありがとうございます。

 

「猫背になってる」「姿勢が悪い」と何度も指摘され続けてきたけれど、

誰から何回言われても、どうしても直らなかった。言われたあと一瞬だけ直すことは

出来ても、その意識を長時間保(たも)つことが難しい。

 

結局「自分は堂々と胸を張って生きられるような人間じゃないから無理!」と諦めた。

オドオド、ビクビク生きてきた自分の人生を体現してるのが今の姿勢であるならば、

それはそれで仕方ないような気すらしてきた。

 

それでも姿勢がよくなる体操があると聞けば、せっせとやってはみるものの、

ほぼほぼ効果は出なかった。こうなるともう「みっともない」とか「体に悪い」とか、

いくら周囲から言われたとしても、ありのままの自然体として、自分の体がこの姿勢を

選び取るというのなら、それでいいか・・と開き直りの境地。

 

言われるたび「直さなきゃ」と心苦しく思っていたにもか拘(かか)わらず、

結局ここに至るまでの50年以上、直るまで徹底的に努力しようとしなかった。

ということは、「人として姿勢がいいか、悪いかなんかて重要ではない」と

無意識の中で潜在的に思っていたからなんだろうか?

 

たとえ背筋がピンとしたとして、自分は人生に対して前向きな人間に変われるの

だろうか?と考えると、否(いな)。

姿勢が良かろうが悪かろうが、自分の中身はずっと歪(ゆが)んだままと見た。

 

友人のOBさんは、小さい頃からバレエを習っていただけあって、

メチャクチャ(滅茶苦茶)姿勢が良いけれど、精神科へ通(かよ)って

何度も入退院を繰り返しているし、癌(がん)も患(わずら)った。

美しい姿勢が、必ずしも健康な心と身体(からだ)を育(はぐく)むわけではない。

 

意識して誰かから見られている時だけはシャキッと背筋を伸ばしても、

きっと家に帰って1人になった途端(とたん)、隅(すみ)っこの暗がりに身を

潜(ひそ)めて丸まって過ごす自分に、安堵(あんど)を覚(おぼ)える気がする。

胎内(たいない)で縮(ちぢ)こまって生まれてきたせい・・・?