日記供養はじめました

捨てられない日記をひもといて、自分の過去を落としてゆきます

真意を深読み

2008.06.14(土)

遅番。HRさんとTHさんが早番&中番だったので、行ってもやること残ってないだろう

と思っていたら、なぜかバタバタしていた。トマトを切って、ゆ(茹)で卵をむ(剥)いて

いたが、HRさんからミルクティーババロアを作れと言われて、ヒーー!と思ったが、

ゆで卵のカラ(殻)がむきおわらず、HRさんが作ってくださってホッとした。

しかし大変そうだった。泡立てたりして。13時半くらいまであれこれやってたよ。

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そのあと野菜をしまうのに15時くらいまでかかった。なぜか火曜の夜の分まであって。

つみれ汁を作ったが、団子が大きすぎちゃった。しゅうまい(焼売)を蒸すのにも

何を使ったらいいのかわからず、せいろ(蒸籠)を出すだけでも、どっと疲れた。

久々(ひさびさ)に20時すぎまでかかり、しかもオリンピック(スーパー)に

向かう途中、ぬかづ(糠漬)けを忘れたことに気付いて引き返した。

 

ベテラン&料理上手が2人そろっていても、仕込みがなかなか終わらないことも

あるんだね・・・。新人2人なら尚(なお)の事(こと)。焼売を包むのが大変だった?

 

八百屋さんがいつも野菜を配達してくださっていたが、届いたものと伝票を照らし

合わせて(倉庫に)しまうだけでもひと苦労。特に配達が休みになる前は、まとめて

何日分もどっさり届くので、倉庫が溢(あふ)れ返って取っ散らかってしまった。

 

 

2008.06.15(日)

遅番。昼は皿うどんで、あん(餡)をかけるだけだし、何もやることないべ?と思って、

夜の用意を始めたら怒られた。「何かやることありますか?」って、

はっきり聞いちゃえばいいんだよね。自分で考えても間違ってるから。

昼食を食べながら、気詰まりなのでKCHM(招待の支援企業?の)ことを聞いたら、

「職(員)会(議)で(質問してください)」と言われた。いや、そこまで知りたいわけじゃ

ないんだけど・・・。何も話しかけないほうがよかったみたい。

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みんな出かけていて静かだったせいか、なんとなく気分が良く、つい歌っちゃったり。

早く始めたつもりだけど、最後はドタバタ。

いつも(食べ終わるのが)遅い子が割と早く、TMちゃん(OG妹)がいつまでも残ってて、

「なんでゼリーさげちゃうの!」と、またオイカ(怒)リ。子どもがバラバラ来るので

「もう他にいないかな?」と聞いたら、「自分で考えろ!」だと。THさんに似てる?

JNくんが丼の量が多くて苦労していたので、残したのを捨てたら、

AZさんが指導している最中だったのを知らずに邪魔してしまった。ごめんなさい。

 

聞くとたぶん「見て考えろ!」って怒られたから、黙って自分でやることを探すと、

「それじゃない!」って結局トンチンカン(頓珍漢)なことをして叱責(しっせき)される。

休憩中も無言だから、何か話題を探そうとするけれど、弾(はず)まないどころか

完全拒否。知っていることですら、自分(私)には教えたくないという意思表示が。

 

指導員さんが嫌いな物を食べられない子に、少しだけでも食べさせようとしていたか、

自分でよそった分は食べきるように教えていたのか分からないけれど、食べたくない

物を無理して食べるとよけいマズ(不味)くなるし、食事が苦痛になると思って、

「もう終わらせていいよ」と、いらぬ横槍(よこやり)を入れてしまったのかも。

AZさんの指導方針に途中で首を突っ込んで、台無しにしてしまった。教育妨害。

 

 

2008.06.16(月)

早番。小(学)5(年生)が2人弁当。TMちゃんの弁当の大きいほう(の箱)をおかずに

したら、逆だと怒られた。しかもAKちゃんのゴムバンドと知らずにつけちゃって。

10時から昼の準備をしたが、焦って焦ってめちゃくちゃ(滅茶苦茶)。

ピーマンの色が悪くなるので、やっぱり最後に入れればよかった?

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帰りがけ、つい寮長に「面接やってません」と言ったことを後悔。

でも遅番の時なら(面接の後で仕事をしなければならないから)もっと悲惨だったか。

あの冷たい態度は二重人格?と思うくらい。何を聞きたいのかつか(掴)めず。

結局自分は人をイライラ(苛々)させるだけなんだろうなぁ。

(寮長が)面接をしなかったのも、どうせ辞めさせるから「時間のムダ(無駄)」

と思って、やるつもりがなかったのかも。辞めさせられるなら、それも仕方ないよね。

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BoA(スーパー?)に行ったけど、野菜ジュースが値上がりしていた。

ampmで公共料金を払って、ついでに余計な物も買う。

食べて、眠くて、暑くて、起きて泣く。うつ(鬱)の手前?クビになるのが自分のため?

 

 

<この日は日記1日分のスペースに書ききれなかったせいで、

後ろのフリースペースにも、愚痴(ぐち)をびっしり2ページ記述。

 

施設長との面接、最悪だった。あの冷(ひ)ややかな態度。

一緒に(お酒を)飲んで話した時間は、全部無意味だったのか?と思わされた。

セルフエスティーム(自己肯定)を連呼する本人が、1番自分(私)に対して拒絶的。

これがキリシタンの本性(ほんしょう)の限界ってこと?

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しつこ(執拗)く聞かれたのは、「この職場がどうか?」ってこと?

自分(私)に何を答えさせたいのかさえ、理解できず。どうも何も、最悪ですけど?

つまりは「この職場にいるのがしんどいなら、別の所へ行ってしまえ」ということ

なのだろうが、それって切り捨て以外の何物(なにもの)でもなくないか?

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というより、これまで退職してきた人に対して、どういうフォローをしてきたのか、

ずっと疑問だったんだよね。その人たちの言葉に耳を傾(かたむ)けていれば、

調理部内でのプレッシャーの大きさって、もっと改善できたんじゃ?と思うのは

自分(私)だけみたい。施設長は「なんで今その話が関係あるの?」とピシャリ。

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「人が仕事を辞める」ということについて、以前の自分なら同じように考えたかも

しれないが、人を辞めさせようとする空気が漂っている職場の人にも、

それなりの原因があることをもっと追及してはもらえないの?

MM(2ヶ月で辞めたスーパー)にいた時もそうだけど、「辞めるほうが努力が足りない

根性が足りない」って思っているならば、初めからベテランしか採用できないんじゃ?

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会社が人を育てる余裕がない時代、「こちらのおメガネ(眼鏡)にかな(適)わない

人間は、どっか別の居場所を見つけてください」って、どんどん放り出す。

そして後進(こうしん)が育たない。40代・50代のあとがポッカリあ(空)いていて、

適切な教育を受けられない新人ばかりが、入っては辞めさせられる繰り返し。

そんなんで組織が育つと思ってるのだろうか?

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「新しい人間のほうが、(職場に)合わないと思うなら辞めればよい」と言う限り、

古い体質が存続することは必至だろう。むしろ凝(こ)り固まった伝統から

脱(ぬ)け出せない人、腐った根元のほうを捨てないと、

土台がグラグラで積み上げても、いつか倒壊(とうかい)するのでは?

ののと別れてでも、この場所、この仕事で生きていかなきゃと覚悟したつもり

だったけど、あっけ(呆気)ない結末を迎えることになるのかも。

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夕方のニュースで、障害者施設の所有者が「イヤになった」と自分で放火した事件が

報道されていた。カンボジアでボランティア(活動)までして、「人のために何か

できることを」と思った人でさえ、虚しさに襲(おそ)われヤケッパチになってしまう。

追い詰められる前に「誰かのために」という気持ちを失うほうが幸せなのだろうか?>

 

寮長が「どう思うか」という問いに対し素直に答えることを求めているようには、

どうしても思えなかった。自分の治(おさ)めている施設がボロクソ言われて、

嬉(うれ)しいと思う人はいないだろうし、指摘を受け止める気もなさそうだった。

さては自分(私)からネガティブな言葉が出たら、ここぞとばかりに

「そんなにイヤなら、辞めればいい」と言うつもりに違いないと先を読んで、

向こうが言わせたい言葉を、絶対に自分から口(くち)に出すまいと思った。

 

最初の3ヶ月の間、THさんから「あなたはまだ試用期間なんだから、そんな調子じゃ

いずれ寮長にクビにされますよ」という脅(おど)し文句をしょっちゅう言われていた。

寮長の名を借りた、THさんの願望だったと思われ、その証拠に6月末が近付くに

つれて、なんとか自分(私)を追い落とそうと、アラ探しがエスカレートしていった。

実際7月を目前にノイローゼ気味になるくらい、何度もクビを覚悟した。

でも今思うと、自分より前に辞めた人たちに寮長が取った態度も疑わしくなってくる。