日記供養はじめました

捨てられない日記をひもといて、自分の過去を落としてゆきます

病気に心を掠(さら)われないで

2008.11.12(水)

中番。HRさん風邪気味でも、仕込みのスピードはおとろ(衰)え知らず。尊敬。

休みのカレンダー、結局残った2人で相談しながら決めるしかなく。

有休+祭休+正月休2日で、10日取ろうかと思ってたけど、みんな9日しか取って

なかったので、これでまた10日入れてたら何を言われたか・・。あぶないあぶない。

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午後、またも大学芋。しかし、みつ(蜜=タレ)を作るのが難しい。

ちゃんとネットで調べないと、また失敗しそうだわ。

帰って来てから気が付いたんだが、シチューにしいたけ(椎茸)入れなきゃいけなかった

ような・・・。冷蔵庫を開けたけど気が付かなかった・・・。うぅむ・・・。

今日は雨の予報がくもり(曇)になったはずだったが、帰りもパラパラと(降った)。

どこにも寄らなかったからいいけど。明日から晴れると言うし、まずまず。

 

大学芋も子どもの喜ぶメニューで、しょっちゅう作ることになったけれど、

最後までコレというレシピが見つからなかった。今はキャラメルソースを作るのが好き

なんだけど、バターキャラメルを絡(から)めてもおいしかったかも・・・。

 

 

2008.11.13(木)

早番。きれい(綺麗)な朝の月が出ていた。黄金(こがね)色に輝いてて、

「いいことあるかなー」と幸せな気持ちで出勤したけど、ひど(酷)い1日であった。

HRさんは風邪ひきだし、負担になりたくないと思って、結局(朝)早く行ったんだが、

弁当のおかずを作って詰めて、朝食だけで手いっぱい。

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(HRさんに)茶わん(碗)とか片付けてもらって、ごみ箱も出させてしまい、

(体調が悪かっただけに)いつも以上の申し訳なさだった。

9時頃にはHRさんが全部切り終わってて、「速(はや)いなぁ・・・」と。

見てたら、水菜とか袋ごと切っていた。まぁ、それ以上に速いんだが。

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(職員)会議で、ミッションステートメントを話し合えと言われ、

となりの(座席の)THさんと組まなきゃいけなくなり、うんざり。

キリスト教なんだからとか言ってるけど、子どもの養護に建て前なんてい(要)る?

THさんだけかと思ってたけど、WTさんも言っていた。みんな毒(洗脳)されてる?

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(献立)会議、今日も自分のせいで長引いた。

KRさん(前の栄養士)のメニューを提案してもTHさんが反対し、反論する気力もない。

点検表のことで、さらにうんざり。16:45まで(かかった)。ばか(馬鹿)ばかしい。

 

「ミッションステートメント」とは「モチベーション向上とイメージアップのため、

組織や従業員が守るべき価値観、行動指針を文章化したもの」だって。

標語みたいなのを擦(す)り合わせて作ろうとしていたが、

福祉の現場に持ち込まれたビジネスライクな空気が気持ち悪かった。

大層(たいそう)な物を掲(かか)げたところで、寮長の発言も上司(THさん)の

人間性も尊敬に値しなかったから、実体が伴わない職場では意味が無いと思った。

 

 

2008.11.14(金)

休み。ASさんと会う。9時過ぎ出発。ちょっと出遅れたので、(約束の時間に)着くか

心配したが、品川から快(速)特(急)に乗れて、10時半過ぎには着けた。

(横須賀)モアーズ(シティ)の本屋で『病気になってからの・・・(生き方)』(という本)

が見つかった。あと、300円ショップでメモ帳を買って、B1でお菓子を仕入れ。

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ホテルのビュッフェで昼食。そのあと三笠公園へ。

噴水のところに虹がかかって、きれい(綺麗)だった。虫が多めだったけど。

ASさんの妹さんの 旦那さんとその親が困った人みたいで、

離婚か別居かという話にまでなっているらしい。どこも結婚って難しいんやなぁ。

 

帯津良一さんという医師が「ホリスティック医学」というのを提唱している。

人間の身体ばかりでなく、精神や環境など、総体的な健康を追及するものらしい。

自然治癒力を高めることに、患者さん本人が取り組む姿勢を重視する」と。

ASさん本人が妹さんの病に囚われすぎて心を病んでしまいそうな勢いだったので、

まずは心が健康でないことには治療にも向き合えないと伝えたかったのかも。

 

「病気は避けられないもので、人生のステージの一部に過ぎない。

よりよい人生を考えるならば、病気になってからも自分らしい生き方を貫き通すべき。

病気にならないときと病気になってからで生き方を変える必要はない。

病気になったからといって、これまでの自分らしい生き方を妨げられてはならない」

 

「病気が治る治らないは結果であって、どちらにつながるにせよ、

病気の中でいかによりよく生きるかが人間にとって重要なこと。

治る治らないを1回忘れ、日々のエネルギーを高めることが大切」だそう。

実際に病に罹(かか)った当事者と、その周辺の人には難しいことかもしれないが。

妹の「病気」よりも、病気の「妹」が主体であり続けることを忘れてほしくなかった。