日記供養はじめました

捨てられない日記をひもといて、自分の過去を落としてゆきます

目の前にいる自分

2009.01.10(土)

1人早番。朝イチで調理日誌を見なかったので、「KZくんにお湯がい(要)る」

というくだり(件)を読んでおらず、あやうくトラブル。

時間があったら卵を焼きたかったけど、やっぱりムリ・・・。

しかも、ほうれん(菠薐)草があったの忘れちゃうし。

余裕があれば掃除もしようと思ったけれど、夜食(作り)があった。

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卵焼きが出来ないなら、余ってるパンでフレンチトーストを、とも考えたが、

もちろん時間ない・・・。あぁ、どうしたら速くなるの?

今日なんか(朝の)おにぎりなくて、(昼は)そば(蕎麦)1杯だったというのに・・・。

ごめんよ、子どもたち・・・。弁当始まるのに、先が思いやられる。

 

 

2009.01.11(日)

休み。ののが来てくれて、葛西臨海公園へ行った。

なんかすご(凄)くダル(怠)くて眠くて、ののに寄りかかりたくてしょうがなかった。

そのあと大塚へ行って、大勝軒でつけめんの大盛を食べた。

割(わり)と余裕で食べられたと思うが、ラーメンになると、どうなんだろ?

巣鴨・とげぬき)地蔵通りを見ながら、途中で揚げまんじゅうを食べたり。

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そこからバスに乗って池袋へ。ののが本屋で手帳を探したいと。

そこで以前も見た『鏡の法則』という本を読み、少し自分の状況について

考えさせられた。人を許せない自分が、許してもらえない自分とつな(繋)がっている

ということ。父親のこと、姉のこと、RKちゃんのこと、寮長のこと。

(相手の意見を)肯定したら、自分の主張を曲げることになる気がして・・・。

 

鏡の法則」(野口嘉則・著)によれば、

「本人が抱えているネガティブな感情が、一見すると気付かないくらい

関係が薄いことの原因や結果になっている」そう。

「あなたの嫌いな人には、あなた自身の中にある

裁きの姿勢を持った内面が投影されている」。THさんは自分を映す鏡なんだって。

 

「嫌いな人が目の前にたくさんいると言う人ほど、自分ルールが多い」

「この〇〇が嫌い、という気持ちを持っていると、他人に対する目線が粗探しのように

なってしまう」。人間キライ・・・。うるさかったり、ヤニ臭(くさ)かったり、

嫌な人ばかりが目につく。そして、コワイ・・・。できれば誰にも会いたくない。

 

「裁きの視線を持っていなければ、人や自分の粗探しをしなくなるので、

自然と嫌いな人が目の前からいなくなる」って。

でも湧(わ)き上がる不快感に、気付かないフリができますか?

「イヤ」という感情を必死に頭の中で打ち消すのに疲れて、無感情になりそう・・・。

 

「自分がやってもいないことは起きないので、今望まないことが起きているとしたら

それは過去の自分の行動が返ってきているということ」

「鏡に映る自分の内面とは、あなたが過去にどのような態度を人にしていたか」

「人の批判ばかりしていた人は、その行いが鏡に映り自分に返ってきた結果として

自分自身も批判にさらされることになります」。自分の過去、よっぽどだったんだね。

 

「今あなたの周りに、怒りっぽかったりあなたを否定してくる人ばかりがいるなら、

あなた自身がそういう行動に出ていないかどうかを考えてみてください」

「今していなかったとしても昔に人を傷つけたり、人を否定したりしたことに

向き合っていなければ、今その結果があなたに返ってきていると考えられます」

昔の行いは取り返しがつかない。過去の報いを全(すべ)てこの身に受けなければ

終わらないなら、甘んじて受けるのみ?生きてる間に返し切れる気がしない・・・。

 

自分に不満だらけのTHさんは、過去に「こうしてくれない」と感じ、

他人に不満をぶつけてきた自分の投影で、

「本当に許せないのは目の前の嫌いな人ではなく、同じ部分を持つ自分自身」だと。

THさんを嫌いだと感じる短所は、自分の中にも同じ欠点があるはずで、

それを受け入れられるなら、自分に対する否定的な感情すら肯定できるようになる?

 

「〇〇のせいでこうなった!私は悪くないのに、という他責の考え方をしていると

自分が成長できないだけでなく他人を否定する機会が増え、

その結果、自分自身も否定してしまい『被害者』から抜け出せなくなってしまう」

 

「まずは他人を責めてしまったことに気付き、自分を落ち着かせる。

マインドを他責から自責にスイッチし、『変わるのは自分』なのだと認識する」

成長したいとか変わりたいとか思えないのが、自分の思考における最大のネック。

ありのままの自分を否定したくない。どうしても無理矢理ねじ曲げなくちゃダメなの?

 

「相手からいい人だと思われたい、頼りになると思われたい、長所を見て欲しい」と

思うなら、まず自分が「THさんはいい人だ。頼りになる」と思うようにして、

相手の長所を見るようにする必要があるらしい。

「あなたが人から思われたいと思うことを、まずはあなたが実践する必要がある」と。

「おいしい」と思われたいなら、THさんの味付けが濃いとか思ってちゃいけない。

自分もコテコテの味付けを踏襲(とうしゅう)すれば、確かにTHさんは満足したかも。

 

「自分がミスをした時に『そんなに怒らなくても・・・』と感じることがあるなら、

それはあなた自身が同じことをしてしまっている可能性があります。

そのため、まずは他人の小さなミスは許す。

他人を受け入れ、自分がされたくないことはしない」。

許されてないのは自分だけ。ミスばっかりするのも・・・オレだけだからさ。

 

「相手の気持ちを深く思いやることで、その心は相手にも伝わり、

相手も同じように自分を思いやる気持ちが産まれる」

「自分の言動が変われば、その相手にも変化が伝わる」と。

でも自分は変われなかったから、退職しちゃったんだろう。