日記供養はじめました

捨てられない日記をひもといて、自分の過去を落としてゆきます

罪悪感を追う影

2009.09.12(土)

雨は午後からという話だったので、10時頃に買い物へと思ったが、

早くから降り出しちゃって、どうしよう・・・と(思っているうちに)12時に。

母に電話したかったのと、ポストに投函(とうかん)したかったのとで、昼すぎに出た。

その前に、郵便局が・・・。やっぱり、自分の声って(他人には)聞こえないみたい。

(最近まで勤めていた)施設のYH会(後援団体?)から、

エコバッグみたいなのもら(貰)っちゃった。何かお返ししなくちゃかな?

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その後イヤな続きがあって、荏原町(駅)の近くでYKくんに会っちまった。やべー。

オリンピック(スーパー)まで(自転車を)こ(漕)ぎ続けたほうがいいかな?と思いつつ

オーゼキで止めたら追って来た。気付かぬフリして店内へ。

これがまた、あっちこっち広まると思うと・・。もういっかー。辞められたんだから。

しかし、このあとも会う危険が・・・。いずれは引っ越さないとなぁ・・・。

 

「母の看病もあるし、実家に帰る」という理由で辞めたのに、まだこちらに住んでいる

ということが施設の高校生男子の口(くち)から広まることを怖(おそ)れてみたが、

もう2度と会う必要もない人たちに嘘つきと罵(ののし)られようと、どうでもいい。

 

 

2009.09.13(日)

朝、メールが来た。のの かOBさんかと思ったが、まさかのOSさんだった。

自分から(関係を)切ったのに? どうも、旦那が別荘に行ったきりで、

つまらなくなっちゃてる? 犬も連れて行かれちゃったせいだろう。

「この間の緊急の用事って、なんだったの?」と返したら、途端(とたん)に返事なし。

OBさんも「土曜にまた(メールする)」と言って、よこ(寄越)さないし。

メールってそういうもの?それとも自分の文面が悪いのか??

     ・・・・・      ・・・・・       ・・・・・

結局(OBさんから)ダメだ(=会えない)と(メールが)来たけれど、

なんかこう、言わなきゃいけないことがあるというか、わだかま(蟠)りのあるままで

いいのかということを手紙に書こうとするけれど、何がベストなのかわからない。

あえて距離を置いたほうがいいのか?そのほうが彼女にとってラクになるのか?

それとも逆に傷になるのか?はっきりさせるとなれば、断絶しかないのか?

     ・・・・・      ・・・・・       ・・・・・

夜、昨日 録(と)った「渡辺はま子」という人のドラマを見た。

終戦から8年経(た)って、ようやく帰って来られた人たちがいたと、初めて聞いた。

実際に人を殺した人たちもいたのだろうけれど、国(家)がやらせたこと。

それでも殺されたフィリピンの人たちにしてみれば許しがた(難)く・・・。

この悲しみや苦しみを繰り返さないために、できることを探さなきゃなんだろうけど。

 

相手の都合や心情を考えない一方的な電話と一緒で、一方的なメールも存在する。

自分の答えたくないことは無視するという態度を同一(どういつ)空間で取られるよりは

メールの中であれば傷が浅くて済(す)むのかも。

辞めてから約1ヶ月。もうとっくに切れたと思っていた縁だから、今さらいいけど。

 

「戦場のメロディ~108人の日本人兵士の命を救った奇跡の歌」というドラマ。

フィリピンのモンテンルパ刑務所に日本兵が戦犯として囚われていて、

冤罪も含めて14人が絞首刑に処されたそう。政府からも見放され帰国もかなわず、

刑務所に収容されていた人たちで作った原曲を手直ししたものを、渡辺はま子

歌ってヒットさせ、フィリピンの大統領の心をも動かし、兵士の帰国が実現したそう。

 

冤罪で死刑になった人もいれば、たくさん殺したり凌辱(りょうじょく)したり

したのに、帰国して何食わぬ顔で生活し続けた人もいただろう。

戦争自体が国家の許容する大規模殺人である以上、それを為政者(いせいしゃ)に

許してしまった国民全員に、その責(せ)めを負う義務があると思う。

 

けれど、どんなに「戦争反対」を叫んでも、原爆犠牲者が悲惨な体験を訴えても、

目の前で戦争は始まり、止める術(すべ)も見つけられないのが現実。

いつの時代も戦争したがる輩(やから)が引きも切らずに現れる。

そしてそんな人間を誰も止められないどころか、次から次へと争いが・・・。

 

 

2009.09.14(月)

となり(隣)の人が休みだったのを気付かずに歌っちゃった・・・。

ばか(馬鹿)っぽーい。ごめんなさい。 

おなか(腹)す(空)いてばっかで、ごはんに蒲焼きのタレとさんしょ(山椒)を

かけてみたり、豆腐におろしにんにく(大蒜)やおろししょうが(生姜)

っさりかけて食べたり・・・。さ(冴)えない人生だのぉ・・・。